名古屋市立大学大学院 システム自然科学研究科総合生命理学部

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イベント情報

放射線被曝による健康リスクを考える ~福島原発事故から6年~

日時 10/20(金) 午後6時〜8時
タイトル 放射線被曝による健康リスクを考える
~福島原発事故から6年~
話題提供者 大沼 淳一 氏(原子力市民委員、元・愛知県環境調査センター主任研究員 / 専門:環境学(環境化学、環境生物学、環境社会学))
概要  福島原発事故がもたらした放射能汚染の影響は17都県に及んでいる。 チェルノブイリ原発事故後に制定されたチェルノブイリ法による汚染区分で移住の権利が保障されている18万5千Bq/m2以上の汚染域は、政府が指定した避難指示区域以外に、福島県中通り、宮城県南部、栃木県北部、茨城県南部、千葉県西部、岩手県南部などにも分布しているが、ほとんど対策がなされないままで放置されている。無防備でここで暮らす100万人以上の人々の被曝線量とそれによる健康被害リスクについて、「専門家の間でも意見が分かれていてよくわからない」とされることが多いが、それは違う。毒は確実に犠牲者を作っているが、原因と結果を結ぶ糸「因果律」が不確実性の霧の中にあるために、被害の実態も明らかにされないし損害賠償請求も難しいのである。「因果律」が明確でない毒物は放射能に限らない。水俣病の原因となった有機水銀でも因果律が明確でないことを理由に、95%以上の患者さんが認定されずに、泣き寝入りにさせられている。近代科学技術の巨大化に伴って増加した因果律の明確でない毒物による被害者を救済する道はあるのか。また、そうした科学技術を制御する知恵はあるのか。参加者の皆さんと共に考えてみたい。
詳細 サイエンスカフェのウェブサイトを参照