名古屋市立大学大学院 システム自然科学研究科総合生命理学部

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Faculty Members
教員紹介

能登原 盛弘ノトハラ モリヒロ

生年
1951年
所属
自然情報系・教授
略歴
1975年 九州大学 理学部生物学科 卒業
1980年 九州大学大学院 理学研究科生物専攻 博士課程 修了
1981年 福岡県立高等学校(京都高校、筑紫丘高校、福岡高校) 教諭
2002年 名古屋市立大学大学院 システム自然科学研究科 助教授
2006年 名古屋市立大学大学院 システム自然科学研究科 教授
2016年 名古屋市立大学 名誉教授
学位
理学博士(九州大学)
専門分野数理生物、集団遺伝学、分子進化
研究キーワード集団遺伝、遺伝的多様性、分子進化、確率モデル、Coalescent Process
担当科目(大学院)確率過程論、遺伝子モデル計算特論
(学部等)微分積分学、統計学、線形代数学
最近の研究テーマ集団遺伝学の理論的研究、特に現在は、Coalescent Process と呼ばれる遺伝子の系図を扱う確率過程を中心に研究しています。
生物集団(例えば日本人集団、ショウジョウバエ集団など)からランダムに複数の遺伝子(DNA)をサンプルしたとき、その祖先を遡って行くと、最終的に 1 つの共通祖先遺伝子に到達します。その共通祖先に到達するまでの時間、遺伝子の系図を確率統計的に推定し突然変異率、集団の大きさが分かるとサンプル遺伝子の遺伝的多様性が数学的に推測できます。
実際には、集団は絶えず変化し地理的な構造や様々な環境による自然選択などが存在します。生物集団の遺伝的多様性がどのような、進化的圧力で生じ維持されているのか、それが牽いては、DNA やタンパク質などの分子進化の機構を解明することにも繋がります。
その基礎となる確率的なモデルや統計的方法の研究を行っています。
主な研究業績

An application of the central limit theorem to coalescence times in the structured coalescent model with strong migration, Journal of Mathematical Biology, Vol.61, pp.695-714 (2010).

The coalescence time of sampled genes in the structured coalescent model, Theoretical Population Biology, 70, pp.289-299 (2006). 

The Structured Coalescent Process with Weak Migration, Journal of Applied Probability, Vol.38, pp.1-17 (2001). 

A Perturbation Method for the Structured Coalescent with Strong Migration, Journal of Applied Probability, Vol.37, pp.148-167 (2000). 

The number of segregating sites in a sample of DNA sequences from a geographically structured population, Journal of Mathematical Biology, Vol.36, pp.188-200 (1997). 

The strong-migration limit for the genealogical process in geographically structured populations, Journal of Mathematical Biology, Vol.31, pp.115-122 (1993). 

The coalescent and the genealogical process in geographically structured population, Journal of Mathematical Biology, Vol.29, pp.59-75 (1990).

教員からの一言DNAに刻まれた生物科学の進化の歴史を数学やコンピュータを使って研究しませんか。確率統計の初歩から集団遺伝の理論を駆使した生物集団の遺伝的構成の研究まで指導します。
学会活動日本進化学会、日本遺伝学会、日本数理生物学会