親子で一緒に実験を楽しんでいただき、子供たちに科学に対する興味を持ってもらうことをねらいとした、
4週間の連続講座でした。
小学校高学年から中学生(10〜15歳程度)のお子さんとその保護者(2人一組)を想定して募集したところ、
小学1年生から中学3年生までの親子など、合計46人が参加されました。
開催の様子は、11/11(土)付けの「瑞穂フォーラム」(=中日新聞地域折込紙)にも掲載されました。
≪ 親子で、遺伝子・DNAに熱中した1ヶ月でした。 ≫
■ 第1週:
野菜からDNAを取り出す実験を行いました。
まずは、しっかり説明を聞きます。 |
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青野菜ジュースみたいです。 |
DNAは溶け出したかな。 |
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DNAがとれた! |
■ 第2週:
自分たちで取り出したDNAを「制限酵素」で切断し、電気泳動して長さを観察しました。
マイクロピペット操作も、上手く出来ました。 |
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ゲルを壊さないように、そっと取り出します。 |
■ 第3週:
染色体・ゲノム・遺伝子などについて勉強し、「分子生物学」に触れました。
タマネギの染色体や自分の細胞を、顕微鏡で観察しました。 |
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みんな熱心に講義に聞き入りました。 |
■ 第4週:
DNAの模型を作成したり、進化と遺伝について勉強しました。
模型作りの前に、講義を聞きました。 |
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「遺伝子カードゲーム」で、先生に勝利! |
★ 参加いただいたみなさまにアンケートをお願いしたところ、
・子供が「実験」できて楽しかった。これからも「親子で実験」を開催してほしい。
・難しかったが、あとでスタッフに質問すると教えてくれた。
・大学での研究を、少しでも見れたような気がして楽しかった。
その他、貴重なご意見をうかがいました。
アンケートにご協力、ありがとうございました。
★ 以下、参考までに開催記録です。
講師:
谷本教授・能登原教授・湯川助教授・田上助教授・片山学内講師
10月22日、29日、11月5日、12日(毎日曜日)
いずれも、13:30〜16:00
※ 4週連続の講座です。
前半2週(10/22,29)は、DNAを取り出して観察や切断する実験をしました。
後半2週(11/05,12)は、分子生物学や進化遺伝について講義しました。
会場:
名古屋市立大学大学院 システム自然科学研究科 北棟2階 生物学実験室
定員:
20組(40名)。
参加費:
ひとり500円 ※ 傷害保険料を含みます。
連絡先:
467-8501 名古屋市 瑞穂区 瑞穂町 山の畑1
名古屋市立大学大学院 システム自然科学研究科 事務室
電話:052-872-5802
FAX:052-872-3495
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