名古屋市立大学大学院 理学研究科 総合生命理学部

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Overview
概要

Messageメッセージ

「好奇心を満たし、夢の実現へ」



河田 成人
総合生命理学部長
理学研究科長
(自然情報系・教授)

本学は,これまで医学部・薬学部・看護学部の医療系3学部を擁する唯一の公立大学として,市民の健康と福祉の向上に寄与する教育研究に積極的に取り組んできました。この特色を活かしながら,さらに生命科学を中心としつつ理学分野を幅広く強化し,地域への貢献をさらに高めるため,2018年4月に7番目の学部として「総合生命理学部」を設置し,今年は7年目を迎えます。

これまで,愛知県,岐阜県,三重県のいわゆる東海3県は,理学系を志す受験生の受け皿となる学部の入学定員が,全国に比べて極めて少ない状況が続いてきました。郷土愛溢れる地元で,理想の進路が選べない不幸が続いてきたのです。本学はこの状況を解決するため,東海3県で76年ぶりに理学系学部を新設する決意をしました。そしてシステム自然科学研究科は開設20年目の節目の2020年に,理学研究科に名称を変更しました。

理学は自然現象とそれにまつわる理論の構築を希求する学問です。謎に満ちた自然界の真相を解明することは人類普遍の志向といえるでしょう。自然現象を論理に基づいて理解することで,科学知識の蓄積と他者への世代を超えた伝達が可能となります。自然の真理を探求する理学は,ヒトの知的好奇心を満たし,かつ人類の夢を実現し,応用的な学問の発展する基盤として,社会の発展に大きく寄与します。未来を見据え,科学分野の研究目的を近視的に偏らせることなく,その礎となる教育研究の拡充を図りたいと思います。分野の多彩な24名の教員が理学教育の理想を目指します。