開催報告(第1回)

カラー画像
〜 色はいくつ有るのか? 色はいくつ要るのか? 〜

講師 : 田島 譲二
日時 : 2006年6月16日
会場 : シアトルエスプレスカフェ (らくだ書店本店内:千種区青柳町)

6月16日(金)、無事に第1回サイエンスカフェを開催することができました。 まずはこの場をお借りして、ご協力いただいたみなさまに御礼を申し上げます。

カフェの参加者は約30名、名古屋市のほぼ全域からお集りいただきました。 年齢は10代〜60代までと多彩で、さまざまな層の方々にサイエンスカフェを体験していただくことができました。 他に報道関係者、本学関係者も集まり、総勢50名程度がらくだ書店2階の一角を占めてしまい、ご協力くださったらくだ書店、シアトルエスプレスカフェには感謝しております。

第1回目の開催ということで、冒頭に名古屋市立大学の西野仁雄学長による挨拶がありました。 続いて、開催場所を提供していただいたシアトルエスプレスカフェ支配人クレイグ・ハリス氏、らくだ書店社長稲葉久男氏にご挨拶をいただきました。

講演は「カラー画像 〜色はいくつ有るのか? 色はいくつ要るのか?〜」というタイトルで、画像処理が専門のシステム自然科学研究科教授、田島譲二氏により行われました。 「虹の色はいくつか?」という身近な話からスタートし、コンピュータで画像を扱う際の「色」という視点で、多くの実例を交えた話題を提供していただきました。 中でも著名な美術作品(絵画)をコンピュータで表現するのにいくつ色が必要かという話は多くの参加者の興味を集めていました。

講演終了後は質疑応答タイムとなりました。 前半では通常の講演会などと同様、参加者の挙手によりましたが、やはりみなさん初めての機会ということもあって、あまり手が挙がりませんでした。 後半では講演者が各テーブルを回り質問を受けるという形態になりましたが、すべてのテーブルを回ることはできなかったものの、真剣に討議する参加者の姿も見受けられました。

なお当日はNHK名古屋放送局、朝日新聞社、千種ホームニュースによる取材を受けました。 NHKでは、6月19日(月)午後6時20分からの「ほっとイブニング」にて、「大学の公開講座が人気」というタイトルで、他大学における試みとともにサイエンスカフェの様子が大きく紹介されました。

カフェ終了後に回収しましたアンケートにつきましては、後日結果をこのページにて公開する予定です。

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