線形常微分方程式系

        名古屋市立大学

        橋本 佳明

行列の型

行列 A を基底変換により標準形に直すと、次の形となりそれに応じて

6つの形の異なった形の解が現れる.

解の分類

行列 A のトレースTr=a+d,判別式 Δ=(a+d)^2+4bc で赤い線は判別式=0

Δ>0 は実根、Δ=0 は実の重根、Δ<0 は複素数根である.

解の形は次の6つに分類される

  • 鞍点
  • 結節点
  • 変格結節点
  • 渦状点
  • 渦心点(1)
  • 渦心点(2)
  • 最終更新:2007年6月