自転車と歩行の運動強度比較

東京都杉並区、西荻窪駅北に位置する善福寺公園から約1.7km離れた商店街
まで歩行と自転車走行を行い、その間のエネルギー消費量や運動強度につ
いて測定比較しました。
2005年8月31日のことで、すぐそばに池があって、蚊が沢山いて大変でした。


測定内容と使用機材: 結果は、写真に引き続いて示してあります。

@走行経路:メモリー携帯型 GEKO-201(GARMIN 社)
A心拍数測定:心拍数モニター Accurex Plus(POLAR 社)
B酸素消費量測定:携帯型酸素消費モニターVO2000(S&ME 社)
(酸素消費量測定の準備は、中京大の西井先生にお願いしました)。
C走行速度&ペダル回転数:自転車走行記録計 MSC-3Dx(CAT EYE 社)

※データ解析は、全て高石が行いました。


打ち合わせ風景
中央の白シャツは中京大の西井先生、その右はディレクターの井上さん




[測定開始:行ってらっしゃい!]





[GPSによる測地データ例]
正確なグリニッジ時間を基準として緯度経度が記録されます。


[GPSデータと地図の重ね合わせ]
図のように測地データをマピオンの3000分の1の地図と重ね合わせ、主な交差点に
記号を付けました。




[心拍数の測定結果]
例として、若者の心拍数変動を歩行時、自転車走行時の順に示します。
番組の中で出てきた心拍数の比較図は、このデータが元になっています。



[酸素消費量の測定結果]
これも、若者の酸素消費量を歩行時、自転車走行時の順に示しました。
番組の中で出てきたエネルギー消費量比較は、このデータが元になって
おり、これらを時間も加味して分析して、単位時間あたりのエネルギー
消費量に大きな違いがないという結果が得られました。





[走行速度&ペダル回転数の結果(MSC-3Dx)]
これは、走行速度や実際にペダルをこいでいるかどうかをチェックする目的
で記録されました。番組の中には、これらのデータは出てきていません。