湯川教授の論文が国際学術誌Plant Cell Physiologyに掲載されました
| 研究分野 | 生命科学（植物分子生理学） |
| 掲載誌 | Plant Cell Physiology |
| 論文題目 | Pol III-dependent cabbage BoNR8 long ncRNA affects seed germination and growth in Arabidopsis |
| 著者 | Juan Wu, Chunxiao Liu, Ziguang Liu, Shuang Li, Dandan Li, Shengyi Liu, Xiaoqing Huang, ShenKui Liu and Yasushi Yukawa |
| 所属機関 | 中国・東北林業大学、名古屋市立大学、中国・黒竜江省農業科学院、中国・牡丹江医学院、中国・浙江農林大学 |
| 概要 | 長鎖非コードRNA (lncRNA) はタンパク質をコードしないRNA（リボ核酸）で200ヌクレオチド長を超えるものであり、様々な細胞に広く存在しているにもかかわらずその働きは不明な点が多い。BoNR8 lncRNA はキャベツの細胞に含まれる長鎖非コードRNAであり、272ヌクレオチドの長さがある。BoNR8 lncRNA は根の伸長ゾーンに局在しており、その発現は環境ストレスおよびオーキシンやアブシジン酸などの植物ホルモンによって誘導されていた。特に、BoNR8 lncRNA は発芽との関連が深いことが示され、その働きを詳細に調べるためにBoNR8 lncRNA を過剰発現するシロイヌナズナを作製した。過剰発現株の種子の発芽効率は、アブシジン酸に強く影響されていた。 |
| 掲載日 | 2018年11月21日 |
| DOI | 10.1093/pcp/pcy220 |
| 備考 |
