中山 潤一 教授多細胞生物の個体を構成する多種多様な細胞は、全てその遺伝情報として同じセットのゲノムDNAを持っています。個々の細胞で異なる遺伝子の発現を維持し、細胞分裂を通じてその発現パターンを正確に伝播することは、その個体の発生、細胞の分化にとって必須な過程です。
近年、このような遺伝子発現の調節メカニズムとして、直接DNA一次配列の変化を伴わない、エピジェネティックな現象が注目されています。この現象を説明する代表的な機構としては、DNAのメチル化、クロマチン構造の変化、あるいはRNA分子による転写後調節などが挙げられます。私たちの研究室では、このエピジェネティックな現象に潜む分子メカニズムの解明を目指して研究しています。
News
中山研究室は 基礎生物学研究所 に引っ越しました!
研究室HP (facebook 試験版)
総合研究大学院大学 生命科学研究科にて
大学院生を募集中!
- 2016年8月31日
- Lab Photo Galleryを更新しました
- 2016年8月
- 福井大学 沖研究室との共同研究の成果がGenes Genet Syst.に掲載されました。詳しくはこちら
- 2016年4月14日
- 丸善出版より『ジャンクDNA ~ヒトゲノムの98%はガラクタなのか?~』
- が刊行されました。
- (アマゾンへのリンク)
- 2016年3月3日
- 2016年2月29日〜3月1日
- 頭脳循環プログラムの キックオフ国際シンポジウム を開催しました。
- 2016年1月
- 大屋さんがKarolinska 研究所 (Ekwall 研) に派遣されました。
- 2015年10月2日
- 名市大エピゲノム研究グループが平成27年度の「頭脳循環を加速する戦略的国際研究ネットワーク推進プログラム」に採択されました。詳しくはこちら(JSPSへのリンク)
- 2015年12月7日
- 化学同人より『ゲノムを司るインターメア』が刊行されました。
- 詳しくはこちら
- 2015年9月15-18日
- 博士研究員の大屋恵梨子さんが、第40回内藤コンファレンス「エピジェネティクスーヒストンコードから治療戦略へ」において、優秀ポスター発表賞を受賞しました。
- 2015年7月27日
- 丸善出版より『エピジェネティクス革命』が刊行されました。
- (Amazonへのリンク)
- 2014年10月7日
- HP1のリン酸化に関する研究論文がNARにアクセプトされました。詳しくはこちら
- 2014年9月8日
- KDM5A/RBP2に関する論文がアクセプトされました。詳しくはこちら
- 2014年7月1日
- HP1に関するReview articleがJ.Biochemistryに掲載されました。詳しくはこちら
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