Kenkyu |
Roots, The Hidden Half. |
|
・植物ホルモンの役割 本研究室では,主として植物ホルモン・ジベレリンとオーキシンによる成長制御を中心に研究を進めています。 ・細胞壁の働き 本研究室では,細胞壁の力学的性質をクリープ粘弾性解析法によって解析し,細胞壁の柔軟性制御のしくみを明らかにすることをめざしています。 もっと詳しく 実例として,2005年の市民講座で紹介したように,根の働きを修復することによって衰弱した桜の古木に再び花を蘇らせる治療も報告されています。 本研究室ではモデル研究として実験室内で観察できる水耕栽培の根や,湿室栽培の根,あるいは毛状根を用いた研究が行われています。根の成長も地上器官と同じく,植物ホルモンの制御を受けています。極低濃度のオーキシンやジベレリンが根の成長を制御していることが明らかになってきました。近年私たちは,極低濃度のジベレリンが,根を細く長く成長させることに不可欠であることを明らかにしました(1987--1997 → Dr. 谷本 自己紹介)。ジベレリンが不足すると,根は伸びずに太ってしまうのです。ジベレリンは,茎だけでなく根の伸長にも重要な働きをしていることが分かりました。植物を適切に育むために,根の成長をどのように制御すればよいか? これが私たちの長期的課題です。
|
大学院生募集中! |
|
自己紹介 |
|
|
|
|
|
|
|
![]() |
©2005 Eiichi Tanimoto | 名古屋市立大学システム自然科学研究科 |