本研究室では、研究者を目指したい学生はもちろん、クロマチン制御に興味を持つすべての学生の参加を期待しています。酵母や培養細胞をモデル系として、DNAやタンパク質、細胞について分子遺伝学、分子生物学、生化学、細胞生物学の各実験を学ぶことができます。

研究室では、日々の研究ディスカッションの他、定期的に英語の原著論文を読んで紹介するジャーナルセミナーや自分の実験データを整理して発表するデータセミナーを行います。これらの研究活動を通してコミュニケーション力や論理的思考力、プレゼン力も自然と身につきます。

研究室では、修士までに「問い」に対して適切なアプローチで解答を導き出す力を養い、博士までに自分で適切な「問い」を立てられる力を身につけてほしいと期待しています。研究室で修得する実験手法や論理的思考力は、将来どの生命科学分野を研究する上でも非常に重要ですし、一般の社会人として各分野で活躍する際にも必ず力になります。