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入試に関するQ&A  理学情報専攻
Q1.「理学情報専攻」とはどんな学問ですか。
A「システム自然科学研究科・理学情報専攻」は、「自然科学」と「情報科学」を融合した新しい学問です。従来の概念にとらわれず研究分野の連携と融合をはかることにより、単なる自然科学の延長線上ではない新領域が創設されました。

くわしくは、このホームページの「理学情報専攻について」をはじめ、各研究室の紹介ページやパンフレットなどをじっくりご覧下さい。
Q2.指導を希望する教員に事前に連絡して、話し合いをしないといけないのはなぜですか。
A「システム自然科学研究科・理学情報専攻」は新しい学問領域であるため、今までの概念や簡単な言葉では、皆さんが大学院で目指している内容と指導教員が行っている研究との一致点を、容易には判断できません。入学後に充実した研究生活を送るためにも、必ず希望する指導教員に事前に会い、具体的な研究テーマなどについて相談してください。

なお、教員への連絡は、教員プロフィール に掲載されている電子メールや電話で行ってください。
Q3.大学(学部)で専攻してきた内容とは異なる分野の研究室を受験しようと考えていますが、研究をやっていけるでしょうか。また、そのような前例はありますか。
A「システム自然科学研究科」は学部を持たない独立大学院研究科です。すなわち、様々な学部から、多種多様な経歴を持った学生たちが集まってきます。ここでの研究内容が学部時代の研究と必ずしも一致していなくても問題ありませんし、そのような先輩が成果を挙げて修了しています。
Q4.研究室紹介で興味を持った研究があるのですが、この研究科では「生物」や「生命」の研究室が多く見受けられます。これまで「生物」を勉強してこなかった私が入学しても大丈夫でしょうか。また、入学後は生物とは直接つながらない研究をしたいのですが、可能でしょうか。
A「システム自然科学研究科」に設置されている全ての研究室が「生物」や「生命」を扱っているということではありません。いわゆる「物理」「化学」「数学」といった従来の学問領域から発展させた研究を行っている研究室もあります。各教員に直接連絡して、具体的な研究内容を確認してみてはいかがでしょう。
Q5.デスクワークやパソコンを使うことは得意ですが、いわゆる理科系の実験はあまり経験がありません。実験をしない研究室はありますか。
A「システム自然科学研究科」には、数理情報、遺伝子情報など、主としてコンピュータを使った理論的研究や、理論物理学や理論化学の研究室もあります。是非、各研究室の紹介や教員プロフィールを読んで具体的な研究内容を知り、研究室を選んでください。
Q6.コンピュータ操作にあまり自信がありません。入学後の研究活動に支障はないでしょうか。
A研究分野によってコンピュータへの依存度は大きく異なりますが、どのような分野でも道具としてある程度の知識が不可欠であるのは事実です。「システム自然科学研究科」では、コンピュータの基礎(リテラシ)を実習科目で修得できるほか、それぞれの研究に必要な技術(データ解析、プログラミングなど)については各研究室で行うセミナー等で学習することができます。
Q7.奨学金制度はありますか。
A日本学生支援機構(旧日本育英会)による奨学金制度があります。詳しくは、日本学生支援機構奨学金(大学本部作成)をご覧ください。もちろん状況によりますが、本研究科は少数精鋭ですので比較的審査に通りやすいと考えて良いと思います。

また、このほかに「システム自然科学研究科」独自のサポート制度(学会補助・論文投稿費補助など)もあります。
Q8.現在の仕事を続けたいので、昼間に学校へ行き授業に出席することができません。「社会人特別選抜」で入学したあと、修了に必要な単位が取れるか心配です。
A「システム自然科学研究科」では、夜間にも昼間と同様の講義を開講しています。 時間割をご覧になってみて下さい。また、これまでにも、仕事が終わったあとに学校へ駆けつけ、講義を受講し実験を行って修了した卒業生がたくさんいます。

なお、時間のやり繰りがかなり厳しいと予想される場合は、あらかじめ指導教員と相談した上で、3年間をかけて無理のない修学プランにすることも可能です。
 このような事情がある場合、事前に教授会で承認を得れば、修了までの授業料総額はそのままで、各年度で按分する制度(長期履修制度)が制定されていますので、経済的な負担が軽減されます。