生物多様性研究センター活動報告7

第26回愛知サマーセミナー参加

2014年7月19日(土)
場所:名古屋市立大学滝子キャンパス5号館
講師:森山 昭彦 「チリモンの生物多様性とDNAバーコード」

 「チリモンの生物多様性とDNAバーコード」と題して、愛知サマーセミナーで講座を行いました。(※チリモンとは「チリメンモンスター」を略した言葉で、チリメンジャコの中に混じっている魚の子どもやタコ、イカ、貝などの小さな生き物のことで「きしわだ自然友の会」が商標登録しているものです)。当日は、全日に敦賀湾で採集した棘皮動物の展示と、DNAバーコーディングのパネル展示もおこないました。雨の中、多数のご参加をいただきました。

参加者の感想(感想報告集より転記)
チリモン探しに夢中になりました。楽しみながら、勉強にもなるってすごい。大学の研究室も見学できて、普段できない体験ができて新鮮でした。理科は楽しいですね。高校生の参加者も何人かいましたが、彼らがこの先、理科を好きになって大学でも勉強してくれるようになったらいいなと思いました。(市民)

講師:湯川 泰  「電子顕微鏡で観る不思議なミクロ構造」

 走査型の電子顕微鏡を使って身近ないろいろな物を拡大して観察しました。まず、簡単に顕微鏡の原理を説明して、実際にウニの棘を拡大して見てみました。これまで観察してきた画像を一気に紹介しました。たくさんの方に来ていただきまして、ともに楽しい時間を過ごすことができ感謝しております。

参加者の感想(感想報告集より転記)
人間の目は世の中のほとんどの物が見えていないなぁと思いました。解像度0.1mmってすごく小さい。顕微鏡で観た世界は、とても好きです。自分の知らないことがたくさんで、生物とかは毛みたいな物があって、生物にとって毛は大切なんだなと思いました。顕微鏡で分かった生物たちの仕組みを人の技術として利用したり、そんな話を聞くとワクワクしてきます。(中京大中京高校2年)


お問い合わせ

生物多様性研究センターへのご連絡はセンター長の熊澤慶伯までお寄せ下さい。電子メールは、biodiv[@]nsc.nagoya-cu.ac.jpです。