生物多様性研究センター活動報告1

第1回 生物多様性研究センター講習会

大学生・市民のための「実践 Rを用いた環境・生態データ解析集中講習」

2013年9月14日

 「R」とは統計解析に特化したプログラミング言語および環境で、フリーウェアとしてWindows、Mac、Unixのそれぞれのプラットフォーム向けに公開されています。統計解析を行う際に、とても強力なツールとなります。本講習会では、当センターの村瀬 香 先生が講師となって分かりやすく、その利用方法について解説しました。

 今回は、名古屋大学と名古屋女子大学の学生さん達に参加していただきました。初めは、統計の基礎的なところを、分かりやすい口調で解説し、徐々に内容を高めつつ、統計学の根本にある考え方を伝授していきました。

 その後、各自持参したパソコンの「R」を起動し、初歩的な使い方から統計解析に必要な操作に至る具体例を、段階を追って紹介してゆきました。

 午後は、講義室の外に飛び出し、統計解析するデータを実際に大学の近所で集め、「R」を使って解析し、最後にプレゼンテーションを行いました。

 これからも、当センターではこのような講習会を企画してゆきますので、ご期待ください。

参考サイト

LinkIconThe R Project for Statistical Computing
LinkIconRjpWiki R日本語Wiki

お問い合わせ

生物多様性研究センターへのご連絡はセンター長の熊澤慶伯までお寄せ下さい。電子メールは、biodiv[@]nsc.nagoya-cu.ac.jpです。