湯川研究室(学生募集)

大学院生の募集

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湯川硏の大学院生構成(2018年9月1日現在)

以下は、湯川硏大学院生の構成です。

博士後期課程(D3)
1名 (来年度に学位取得の予定:長期履修)
博士前期課程(M2)
2名 (1名:9月に学位取得、1名:来春に就職)

入学までの道のり

下調べ

まず、この湯川研のページを良く見ていただき、自分の興味と合っているかよく確認して下さい。


研究室見学の依頼

 研究室の見学希望をメールで伝えて下さい。スケジュールさえ合えばいつでも対応致します。折り返し返事をいたしますので、そこで日程を調整いたします。疑問点があれば伝えてください。まずは、気軽にメールしてください。
電子メール:yyuk@nsc.nagoya-cu.ac.jp (湯川宛)

※2〜3日で返信が届かない場合は、スパムメール防止のフィルタリングでブロックされている可能性もあります。その場合は、LinkIcon山の畑事務室へお問い合わせください。

研究室訪問

 次に、実際に一度研究室を訪問して下さい。研究室の場所は、滝子キャンパス5号館2階です。その場で研究内容の説明を聞き、研究室の環境を見て下さい。研究内容やその他の点で疑問があれば、この時に確認して下さい。希望があれば、在学生の意見を聞くこともできます。他の研究室も同時に見学したい場合は、案内致します。

※年2回の大学院説明会に参加されても結構です。また、LinkIcon「いつでも大学院説明会」を利用されてもかまいません。


受験出願

 受験の意志が固まれば、受験書類を提出します。志願理由説明書に、入学後に希望する研究内容を記入しなければなりませんので、研究室訪問の時か、もしくは後日に相談して内容を決めておく必要があります。

※募集要項は訪問時にお渡しできますが、前もって必要な場合は大学または研究科の事務へ請求して下さい。請求方法は研究科ページのLinkIcon入試情報にあります。また、LinkIcon大学のページから募集要項の閲覧ができます。提出書類のうち、履歴書、志願理由説明書、資格審査願(外国人用)については、このページからワードファイルがダウンロード可能です。これらについては、パソコンで書類を作成して提出することができます。


受験

 9月と2月に入学試験があります。どちらを受験しても構いません。しかし、9月受験の成績優秀者に対しては、入学前に日本学生支援機構の奨学金給付が内定される場合があります。その他の場合は、入学後に申請できます。

※その他の詳細については、研究科のLinkIcon入試情報をご確認下さい。

大学院生の研究内容

 湯川研では、植物のみを対象として研究しています。植物の遺伝子がどのように使われているか、その具体的な仕組みを明らかにすることを目指しています。なぜかというと、植物では実はその辺が余りよく分かっていないからです。その証拠に、教科書にも植物の遺伝子発現は詳しく述べられていません。植物の遺伝子の使われ方の仕組みは、動物や酵母と全く同じということは絶対にあり得ません。我々の目指す植物遺伝子の理解があって、始めて生物全体が理解できるのだと思います。したがって、湯川研の大学院生も植物の遺伝子について、多方面から日夜研究しています。

求める大学院生像

 自然科学、特に生物分野に興味があって、実際に手足を動かして遺伝子の研究をやってみたいと思う院生を広く求めます。明確な意志があって、未解明な分野の研究に魅力を感じる人、研究経験を望む人を求めます。

大学院生の出身分野

 これまで、湯川研に在籍した院生の出身分野は様々です。生物系が多いのは確かですが、物理系、化学系、農学系、工学系、文系など多岐にわたります。文系出身で、数学が苦手でも遺伝子の研究は実は立派にできます。それは、この分野と自然科学の他の分野との大きな違いでしょう。全ての院生が、修士論文研究や博士論文研究を立派にまとめて卒業しています。

 また、地元が愛知で他県の大学を卒業後に、地元の大学院を選ぶパターンが比較的多くなっています。一方、社会人はこれまで受け入れた実績がありませんが、仕事を辞めて入学した気骨のある院生や、社会人枠ではなく一般枠で入学し、学費を自ら稼ぎながら学業を両立させた学生は何人もいます。また、2名の留学生が卒業しています。

大学院生の生活

 研究はかける時間が何よりも重要なので、平日は実験に集中できた方が良いと思います。しかし、経済的な問題は人それぞれですので、土日にアルバイトをする比率が多くなっています。また、奨学金をもらいながら頑張っている院生もたくさんいます。

 自分でスケジュールをたて、目標に向かって実行することは、人生にとって極めて重要な能力です。闇雲に時間だけをかけるのではなく、時間を最大限効率的に使えば限られた時間でも効果が上がります。その様な練習をする絶好の機会だと考えると、楽しみながら研究ができると思います。