第143回「ホタルルシフェラーゼの遺伝子重複:光るのはおしりだけじゃないんです!」(兼:第47回生物多様性研究センターセミナー)
講師 | 別所 学 氏(中部大学・応用生物学部) |
日時 | 11月10日(金),15:00〜 |
場所 | 4号館3階 大講義室 |
概要 | 夏の風物詩であるホタルは、平安時代から親しまれ、川辺の宵を彩ってくれます。ホタルの成虫は、おしり(腹部第6•7節)に発光器を持ち、そこから放たれる光を私たちはよく知っています。しかし、実は、ホタルは幼虫も発光器をもち、光ります。さらに卵や蛹も光ります。ところが、よく観察してみると卵や蛹は、発光器からの発光ではなく、全身がぼやーっと光り続けます。本セミナーでは、このホタルの卵や蛹の発光に用いられている酵素・ルシフェラーゼが、従来知られていた発光器において使われているルシフェラーゼとは異なること、さらに2つのルシフェラーゼがどのように進化してきたのかについてお話しします。 |
連絡先 | 熊澤慶伯(内線5844) |
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