Science Cafeサイエンスカフェ
サイエンスカフェとは、科学について市民と科学者が喫茶店でコーヒー片手に気軽に話し合う場です。今まで行われていた講演会などとは異なり、研究者が市民の輪の中に入って科学の話題を提供し、皆で考えながら科学への理解を深めようというものです。ですから、その日の話題に対する興味さえお持ちであれば、どなたでも、何の準備もなく参加いただけます。
次回の案内
「理科教員が非科学的な存在たちを語るとき ~科学教育と妖怪文化の狭間で~」
私立東海中学校・教諭 島田 尚幸 先生(あいち妖怪保存会・共同代表)
「妖怪を調べ、伝える活動をしています。普段は学校の教員をしています」そんな自己紹介をすると、決まって国語か社会の教員と思われます。多くの方からは、自然科学を探求し教える立場と、「妖怪」は相入れないものとして捉えられているようです。
実際のところ、どうなのでしょう。
妖怪文化の愉しみ方から、今の子どもたちが自然や科学をどのように捉えているかまで、それぞれの視座から見えるものを交差させてみたいと思います。
日時 | 2025年11月7日(金)18:00–20:00 |
場所 | 円頓寺商店街「和水香庵」(国際センター駅から徒歩8分・アクセスマップ) |
喫茶代 | 1500円(ドリンク+お菓子) |
定員 | 15名程度(予約優先。空席があれば当日参加も可能ですが先着順となります。) |
申込方法 |
定員に達したため,参加申込は締め切りました。 |
サイエンスカフェ in 名古屋
近年我が国では、科学技術の振興により、豊かな国民生活や社会経済の発展及び産業競争力の強化を実現する「科学技術創造立国」を目指しています。にもかかわらず、最近では青少年をはじめとする国民の「理科離れ」「科学技術離れ」が指摘されています。
本研究科では、市民との交流を通じて市民が科学技術に対する関心と理解を深めることに少しでも貢献したいという主旨で、サイエンスカフェの開催を企画しました。2006年6月には、らくだ書店とシアトルエスプレスカフェ(いずれも名古屋市千種区)のご協力により、記念すべき第1回サイエンスカフェを開催することができました。その後、名古屋市の各区でサイエンスカフェを開催し、2008年5月には名古屋市内全区(16区)の喫茶店での開催を達成しました。その後もほぼ毎月一回のペースでサイエンスカフェを開催し、2015年6月には100回目の開催を迎えました。
今後も継続的にサイエンスカフェを開催していきます。どうぞ、暖かいご援助とご協力をお願い致します。
過去に開催したサイエンスカフェの報告
- 過去に開催したサイエンスカフェ(コロナ禍前)
- 第155回「確率論へようこそ:賭け事からの数理モデルの歴史」(2024/9/6)
- 第156回「ナノの世界のものづくり 〜新しい物質を産み出すサイエンス〜」(2025/1/31)
- 第157回「粉砕して秩序をつくる 〜分子の左右を変える結晶化の魔法〜」(2025/5/2)
- 第158回「植物の品種改良は我々に何をもたらしたか 〜遺伝子を操作することの功罪〜」(2025/7/18)
お問い合わせ先
サイエンスカフェに関するお問い合わせは下記までお願いします。
〒467-8501
名古屋市瑞穂区瑞穂町字山の畑1
名古屋市立大学
総合生命理学部 / 大学院理学研究科
TEL: 052-872-3461(山の畑事務室)
E-mail: scicafe@nsc.nagoya-cu.ac.jp