笹森教授の総説が国際学術誌Chemistry An Asian Journalに掲載されました
研究分野 | 物質科学(典型元素化学、有機化学、無機化学) |
掲載誌 | Chemistry An Asian Journal |
論文題目 | Activation of Small Molecules by Compounds that Contain Triple Bonds Between Heavier Group‐14 Elements |
著者 | Jing-Dong Guo and Takahiro Sasamori* |
所属機関 | 京大化研・名市大システム自然科学研究科 |
概要 | ケイ素やゲルマニウムなど高周期14族元素の三重結合化合物(ジメタリン)は、アルキンの高周期元素類縁体として興味が持たれている。最近、かさ高い置換基による立体保護の手法や配位安定化などの熱力学的安定化の手法を活用して、安定なジメタリンが合成・単離され、その性質が明らかになってきている。特に、エチレンやアルキンなどと速やかに反応するほどの高い反応性を有していることに興味が持たれ、水素分子など小分子の活性化反応が注目されている。本総説では、最近のジメタリンの合成と小分子活性化に関する反応の詳細について解説した。 |
掲載日 | 2018年10月15日 |
URL | https://onlinelibrary.wiley.com/doi/abs/10.1002/asia.201801329 |