髙石教授の論文が国際学術誌 Muscles に掲載されました
| 研究分野 | 生命科学（応用生理学） |
| 掲載誌 | Muscles |
| 論文題目 | The Chronic Effect of Stair Climbing–Descending Exercises after Meals on Glycemic Control in Individuals with Type 2 Diabetes |
| 著者 | Hiroto Honda, Hiromi Fukutomi, Makoto Igaki, Shinichiro Tanaka, Tetsuo Takaishi, and Tatsuya Hayashi |
| 所属機関 | Shijonawate Gakuen University, Toyooka Hospital Hidaka Medical Center, Toyooka Hospital, Nagoya City University, Kyoto University |
| 概要 | この研究は、日常的に階段昇降運動（ST-EX）を行うことが、2型糖尿病患者の血糖コントロールおよび脚筋力に対してどのような影響を及ぼすかを調査したものである。 16人の2型糖尿病患者が2つのグループに無作為に分けられ、12週間にわたって追跡された。ST-EX群（８名）は食後に自宅で定期的なST-EXを行い、CON群（8名）は通常の日常生活を維持した。 ST-EX群は、2階（11～15段）までのST-EXを連続3分間+1分間の休息+同3分間を1セッションとして、1週間に最低12回のST-EXセッション（週3回以上）を行うよう指示された。 12週間後、グリコアルブミン値の減少は、ST-EXグループ（平均値：-1.0％）でCONグループ（+0.4％）よりも有意に大きかった。 膝伸展力は、ST-EXグループ（+0.2 Nm/kg）でCONグループ（-0.1 Nm/kg）に比べて有意に増加した。 これらの結果は、食後に定期的なST-EXを行うことは、2型糖尿病患者の血糖コントロールと下肢の筋力を改善につながることを示す。 |
| 掲載日 | 2023.6.15 |
| DOI | https://doi.org/10.3390/muscles2020018 |
| 備考 |
