秦准教授の論文が国際学術誌 The Astronomy and Astrophysics Review に掲載されました
研究分野 | 物質科学(宇宙物理学) |
掲載誌 | The Astronomy and Astrophysics Review |
論文題目 | M 87: a cosmic laboratory for deciphering black hole accretion and jet formation |
著者 | Hada, K., K. Asada, M. Nakamura, M. Kino |
所属機関 | 名古屋市立大学、国立天文台、総合研究大学院大学、台湾中央研究院天文及天文物理研究所、八戸高専、工学院大学 |
概要 | 銀河の中心に存在する巨大ブラックホールの活動メカニズムは天文学における大きな謎であり、半世紀以上に渡り天文学における中心的課題の1つとなっています.とりわけ、史上初めて巨大ブラックホールが撮影されたM87銀河は巨大ブラックホール研究のアイコンとして特に精力的に観測が行われ、その研究は近年目覚ましい進展を遂げています.今回は、M87の巨大ブラックホール研究に関する近年の進展を総まとめしたレビュー論文を執筆しました.現在までに分かったこと、まだ未解決のこと、今後の展望などについて俯瞰しています. |
掲載日 | 2024.11.21 |
DOI | 10.1007/s00159-024-00155-y |
備考 | オープンアクセス |

M87の巨大ブラックホールやジェットを様々な波長の望遠鏡での観測した画像。本レビューでは、M87の巨大ブラックホール、降着円盤、ジェットに関する近年の研究の進展をまとめました.