木村教授の論文が国際学術誌 Nature Communications に掲載されました
研究分野 | 生命科学(行動分析) |
掲載誌 | Nature Communications |
論文題目 | Deep learning-assisted comparative analysis of animal trajectories with DeepHL |
著者 | Maekawa, T., Ohara, K., Zhang, Y., Fukutomi, M., Matsumoto, S., Matsumura, K., Shidara, H., Yamazaki, S.J., Fujisawa, R., Ide, K., Nagaya, N., Yamazaki, K., Koike, S., Miyatake, T., Kimura, K.D., Ogawa, H., Takawashi, S., Yoda, K. |
所属機関 | 大阪大学大学、名古屋大学、同志社大学、名古屋市立大学、北海道大学、岡山大学、東京農工大学 |
概要 | 動物の行動分析では、生物学者が経験や勘に従って、何百もの大量の行動データを手作業で分析することがほとんどで、非常に時間や労力が掛かり、非効率的でした。 今回私たちは、動物の大量の移動行動データの中から重要な発見が潜んでいる可能性のあるデータを自動的に発見し、生物学者による分析を支援する人工知能(深層学習)技術を開発し、病気のマウスやコオロギ、線虫など6種類の動物の新たな行動の特徴を発見しました。 今回開発した技術は、比較したい動物グループの移動軌跡データを入力すれば、情報技術に詳しくなくても利用できます。 動物の行動分析は伝染病を媒介する動物の生態解明、害獣の行動制御、人間や動物に共通する病気の理解など幅広い応用ができます。 |
掲載日 | 2020年10月20日 |
DOI | 10.1038/s41467-020-19105-0 |
備考 |