名古屋市立大学大学院 システム自然科学研究科総合生命理学部

Japanese English

名古屋市立大学大学院 システム自然科学研究科総合生命理学部

Japanese English
キャンパスマップ | アクセス | お問い合わせ

名古屋市立大学大学院 システム自然科学研究科総合生命理学部

Japanese English

Achievement
研究業績

齊藤千晶研究員(中村研)らの論文が日本認知症ケア学会誌に掲載されました

研究分野 数理情報科学(音声情報科学)
掲載誌 日本認知症ケア学会誌
論文題目 認知症高齢者の聴覚的言語理解に発話速度と文節間隔が与える影響
著者 齊藤千晶,小長谷陽子,中村昭範,井上豊子,山下英美,水野純平,中村篤
所属機関 名古屋市立大学, 認知症介護研究・研修大府センター, 国立長寿医療研究センター, 介護老人保健施設ルミナス大府, 佑愛学園愛知医療学院短期大学, 名古屋大学
概要 認知症の人とのコミュニケーションでは,発話様式として「ゆっくりと,低い声で,簡潔に話す」ことが望ましいと経験則的に知られているが,これらは十分な客観的エビデンスに基づいてはいない.本研究は認知症高齢者の音声認知の特徴を明らかにし,認知症ケアにおけるより良い「話しかけ方」を提言することを目的とし,発話速度(話速)と文節間隔(間)が聴覚的言語理解に与える影響について検討した.まず,一定基準で使用単語を選択し,女性アナウンサーが発声した音声を収録した.これを音声分析変換合成方式により,話速と間を制御し,文音声刺激を作成した.健常高齢者16名,認知症高齢者12名を対象に,文音声刺激を聴取し,その意味内容に合致した絵を選ぶ課題を実施した.その結果,認知症高齢者において,話速や間が聴覚的言語理解に影響を与え,特に「自然な間」と「ゆっくりとした話し方」の組み合わせが,意思の疎通に有利であることが示唆された.
掲載日 2018年1月20日
DOI 10.1016/j.procs.2019.09.253
備考  

各グループにおける各条件下での正答率 (上:健常高齢者,下:認知症高齢者)