Curriculumカリキュラム(2022年入学者)
博士前期課程
博士前期課程の標準修業年数は2年です。この間に理学情報の基礎を学び、各自のテーマで研究を行います。授業科目は、共通科目・専門科目・関連科目などに分類されます。修了に必要な単位数は、
- 共通科目:1科目必修(合計2単位)
- 専門科目・関連科目:専門科目及び関連科目で10単位以上(ただし専門科目は、所属する系の講義科目4単位以上,専門演習4単位を含む)。なお、本研究科提供の環境健康安全大学院プログラム2科目を所属する系の専門科目分と見なすことができる。
- 特別研究:18単位
で、合計30単位以上です。科目の選択は、指導教員と相談して履修します。
また、本学大学院医学研究科博士前期課程及び博士後期課程,本学大学院芸術工学研究科博士前期課程,名古屋工業大学大学院工学研究科博士前期課程及び名古屋大学工学研究科博士前期課程との単位互換制度があり,関連科目の単位として最大10単位まで履修することもできます。
2022年度 科目一覧 <<博士前期課程>> |
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共通科目 理学情報専攻の導入部として、共通基盤となる基礎的知識を修得します。 |
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理学概論※ | ||
専門科目 所属する系の専門領域を中心に、指導教員と相談して履修科目を決めます。 |
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生命情報系 | 遺伝子解析論 生体分子生理学 高次遺伝情報学 植物分子生理学 進化機構論 身体生理学 |
生態情報測定学 |
自然情報系 | 応用数理情報論A 応用数理情報論B 幾何学特論 解析学特論 結晶成長学特論 構造物性物理学 情報システム論 |
星間物理学 代数学特論 先端有機化学 量子物理学特論 ネットワークシステム論 分子構造学 自然情報学特論1〜7 |
環境健康安全学 大学院プログラム |
自然科学と環境持続性(SDGs)概論 データサイエンス特論 |
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専門演習 | 演習Ⅰ〜Ⅳ※ | |
関連科目 | ||
理学情報特論1〜4 産官学環境健康安全学インターンシップⅠ グローバルプレゼンテーションⅠ 環境健康安全学課題解決アクティブラーニング |
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特別研究 研究指導は、入学時から卒業時まで二年間の特別研究を通して行います。 |
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特別研究(1〜2年次) ※ |
- ※印は必修とする。
- 2022年度時間割(博士前期・後期課程の科目を同じ表に配置したもの)
博士後期課程
博士後期課程の標準修業年限は3年です。この間、指導教員と相談し、それぞれの方法とスケジュールで研究活動を進めていくことになります。指導教員は原則として1名ですが、理学情報という学問の性質上、関連分野の教員の協力を得た複数教員による指導体制も積極的に取り入れています。
授業科目では、下表にあるように、理学情報をより高い視点から捕らえることができる専門性の高い内容が講義されます。ここから、専門科目を4単位以上、所属する系の演習科目4単位、特別研究として12単位、計20単位以上を履修します。
研究活動の成果は、研究科内のセミナーはもちろん、国内外の学会での発表、論文誌への投稿などで報告していきます。最終的には学位論文としてまとめ、審査および最終試験に合格すると 博士(理学)の学位が授与されます。
博士後期課程では、生命情報系、自然情報系ともに共通のカリキュラムとなります。
2022年度 科目一覧 <<博士後期課程>> |
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区分 | 授業科目の名称 |
専門科目 | 生命情報学特講 自然情報学特講 理学情報特講1・2 |
演習科目 | 生命情報学講究 自然情報学講究 理学情報講究1・2 |
関連科目 | 研究技術特講 産官学環境健康安全学インターンシップⅡ グローバルプレゼンテーションⅡ |
特別研究 | 特別研究(1-3年次) |
- 2022年度時間割(博士前期・後期課程の科目を同じ表に配置したもの)