名古屋市立大学大学院 システム自然科学研究科総合生命理学部

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Faculty Members
教員紹介

森山 昭彦モリヤマ アキヒコ

生年
1953年
所属
生命情報系・教授
略歴
1975年 大阪大学 理学部化学科 卒業
1980年 京都大学大学院 理学研究科動物学専攻 博士課程 修了
1981年 名古屋市立大学 医学部生化学第 2 講座 助手
1992年 カルガリー大学(カナダ) 客員研究員
1992年 名古屋市立大学 教養部 助手
1993年 名古屋市立大学 教養部 講師
1994年 名古屋市立大学 教養部 助教授
1996年 名古屋市立大学 自然科学研究教育センター 助教授
1998年 フランス国立科学研究機構 ヴィルフランシェ海洋研究所にて研修
2000年 名古屋市立大学大学院 システム自然科学研究科 助教授(兼務)
2001年 名古屋市立大学 自然科学研究教育センター 教授
名古屋市立大学大学院 システム自然科学研究科 教授(兼務)
2002年 大学院部局化により現職、現在に至る
学位
理学博士(京都大学)
専門分野生化学、タンパクの分子情報学
研究キーワードプロテアーゼ、卵黄、ウニ、初期発生、コブラトキシン、亜鉛結合タンパク質、アミノ酸配列
担当科目(大学院)生体高分子構造論、生体情報分子特論
(学部等)生体分子化学、特色科目11(植物の多様性と環境)、自然科学実験
最近の研究テーマ遺伝情報は生命の根幹に関わる重要なものですが、遺伝情報に基づいて合成されるタンパク質が実際の機能を担っています。遺伝子だけでは生命の本質には迫れません。タンパク質の構造と機能と分子進化について、本研究室では研究しています。また、生物の分類同定に資するDNAバーコディングについても広く普及をはかっています。

(1) サイトトキシンの解析:
三つ指毒素群(three finger toxin superfamily)に属するサイトトキシンをモデルタンパク質として、構造と機能と分子進化の関係について研究しています。

(2) プロテアーゼと生体機能:
タンパク質の分解系は合成系と同様に厳密に調整されています。ウニの初期発生におけるタンパク質分解とそれに関与するプロテアーゼ群の同定法とその活性調節機構、また、魚類においてプロテアーゼがどのように分子進化してきたかについても共同研究を含め多面的に研究しています。

(3) DNAバーコディング:
DNAバーコーディングは遺伝子の一部の塩基配列を利用した種の識別システムです。外形では区別の難しい種や生物の組織の一部や糞などからの種の同定が可能であり、希少種の保護、天然資源の維持、食品の素材品質管理などでの利用が期待されており、その応用について広く研究しています。

大学院生の指導に当たっては、基礎的教養を養うこと、英語力を培うこと、上記の研究を進めていくのに必要なタンパク質の精製法、分析法、構造解析法、そして必要に応じて遺伝子工学的手法を修得させることに主眼をおいています。
主な研究業績

Freshwater mollusks in Gifu City, Gifu Prefecture, Japan Linimology in Tokai Region of Japan, 54, pp.33-42 (2012). 

Molecular diversity in venom proteins of the Russell’s viper (Daboia russellii russellii) and the Indian cobra (Naja naja) in Sri Lanka, Biomed Res., 31(1) pp.71-81 (2010). 

Cuticle formation in quail eggs, Zoolog Sci., 26(7) pp.496-9 (2009). 

Gonad-stimulating substance-like molecule from the radial nerve of the sea cucumber, Int J Dev Biol., 53(4) pp.483-91 (2009). 

Collagen type-I alpha1 chain mRNA is expressed in the follicle cells of the medaka ovary,Zoolog Sci., 25(9), pp.937-45 (2008). 

Redox-dependent structural ambivalence of the cytoplasmic domain in the inner ear-specific cadherin 23 isoform, Biochem Biophys Res Commun., 366(1), pp.92-7 (2008). 

Zinc-binding property of the major yolk protein in the sea urchin – implications of its role as a zinc transporter for gametogenesis, FEBS J., 274(19), pp.4985-98 (2007). 

Human B-lymphocytes express alpha2-6-sialylated 6-sulfo-N-acetyllactosamine serving as a preferred ligand for CD22/Siglec-2, J Biol Chem., 282(44), pp.32200-7 (2007). 

Significance of 32-kDa cathepsin L secreted from cancer cells, Cancer Biother Radiopharm, 21(3), pp.217-224 (2006). 

Blocking of protease allergens with inhibitors reduces allergic responses in allergic rhinitis and other allergic diseases, Acta Otolaryngol., 126(7), pp.746-51 (2006). 

Effects of cyclosporine A in hyperzincaemia and hypercalprotectinaemia, Acta Paediatr., 95(7), pp.857-60 (2006). 

Fates of Cdh23/CDH23 with mutations affecting the cytoplasmic region, Hum Mutat., 27(1) pp.88-97 (2006). 

DNA replication checkpoint control mediated by the spindle checkpoint protein Mad2p in fission yeast, Journal of Biological Chemistry, Vol. 279, pp.47372-378 (2004). 

Sensitive immunoassays for human and rat GMFB and GMFG, tissue distribution and age-related changes, Biochimca Biophysica Acta, Vol. 1670, pp.208-16 (2004). 

Cysteine proteases in sea urchin eggs and embryos of Hemicentrotus pulcherrimus, pp.37-40 in Echinoderms: Munchen, Heinzeller & Nebelsick, Ed. (Talor & Francis Group Ltd. London, 2004). 

Echinoferrin: a newly proposed name for a precursor to yolk protein in the sea urchin, pp.79-81 in Echinoderms: Munchen, Heinzeller & Nebelsick, Ed. (Talor & Francis Group Ltd. ondon, 2004). 

教員からの一言ウニ初期発生胚、蛇毒、血清成分中のペプチド、タンパク質、プロテアーゼ、金属結合タンパク質などを対象に、タンパク化学的、遺伝子工学的手法で研究します。
好奇心こそが研究の原動力です。
学会活動日本生化学会、日本動物学会、分子生物学会