名古屋市立大学大学院 システム自然科学研究科総合生命理学部

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Faculty Members
教員紹介

鈴木 善幸スズキ ヨシユキ

居室
システム自然科学研究科 4 号館 3 階
E-mail
yossuzuk@nsc.nagoya-cu.ac.jp
電話
052-872-5821
FAX
なし
URL
https://www.nsc.nagoya-cu.ac.jp/~yossuzuk/
所属
生命情報系・教授
略歴
1995年 秋田大学 医学部 医学科 卒業 (医師免許取得)
1999年 秋田大学 大学院医学研究科 (国立遺伝学研究所 委託生) 修了
1999年 日本学術振興会 特別研究員 (PD)
2000年 ペンシルバニア州立大学研究員 (併任)
2002年 国立遺伝学研究所 生命情報・DDBJ研究センター 助教
2004年 総合研究大学院大学 生命科学研究科 遺伝学専攻 助教 (併任)
2006年 ペンシルバニア州立大学客員研究員 (併任)
2007年 ペンシルバニア州立大学客員研究員 (併任)
2009年 ペンシルバニア州立大学客員研究員 (併任)
2010年 名古屋市立大学大学院 システム自然科学研究科 教授
学位
博士 (医) (秋田大学) ・ 博士 (理) (総合研究大学院大学)
専門分野生命情報学、分子進化学、集団遺伝学、ウイルス学
研究キーワード自然選択、中立進化
担当科目(大学院) 進化機構論
(学部等) 統計学、動物とヒトの進化多様性
最近の研究テーマ(1) ウイルスの進化予測
インフルエンザウイルスやノロウイルスに対する有効性の高いワクチンを作製するためには、次のシーズンにどのようなウイルス株が流行するのかを予測する必要があります。これまでは過去を推測するための学問でしかなかった進化学を未来を予測できる学問へと発展させようとしています。

(2) 分節型ウイルスにおけるパッケージング・シグナルの解明
インフルエンザウイルスのゲノムは8本、ロタウイルスのゲノムは11本の分節にわかれていますが、一粒子中にはすべての種類のゲノム分節が一本ずつ格納されていることがわかってきました。ウイルスはどのようにしてこのような高度に複雑な所業をなしえているのでしょうか。ウイルスゲノムの分子進化学的な解析からこの謎にせまっています。

(3) 自然選択圧検出法の開発
生物の進化は、ほんとうにダーウィンが提唱したように生存に有利に働く突然変異が蓄積されることによっておこってきたのでしょうか。この問題を解明するために、ゲノムデータの比較から自然選択圧を検出できる方法を開発しながら、実際にゲノムデータを解析して自然選択圧を検出しています。
主な研究業績

*Yoshiyuki Suzuki, Yen Hai Doan, Hirokazu Kimura, Hiroto Shinomiya, Komei Shirabe, Kazuhiko Katayama
Predicting genotype compositions in norovirus seasons in Japan.
Microbiology and Immunology, 2016, 60:418-426.

*Yoshiyuki Suzuki
Selecting vaccine strains for H3N2 human influenza A virus.
Meta Gene, 2015, 4:64-72.

*Yoshiyuki Suzuki
A possible packaging signal in the rotavirus genome.
Genes & Genetic Systems, 2014, 89:81-86.

Yuki Kobayashi, *Yoshiyuki Suzuki
Evidence for N-glycan shielding of antigenic sites during evolution of human influenza A virus hemagglutinin.
Journal of Virology, 2012, 86:3446-3451.

*Masatoshi Nei, Yoshiyuki Suzuki, Masafumi Nozawa
The neutral theory of molecular evolution in the genomic era.
Annual Review of Genomics and Human Genetics, 2010, 11:265-289.

*Yoshiyuki Suzuki
Natural selection on the influenza virus genome. 
Molecular Biology and Evolution, 2006, 23:1902-1911.

*Yoshiyuki Suzuki, Masatoshi Nei
Origin and evolution of influenza virus hemagglutinin genes. 
Molecular Biology and Evolution, 2002, 19:501-509.

Yoshiyuki Suzuki, Galina V. Glazko, *Masatoshi Nei
Overcredibility of molecular phylogenies obtained by Bayesian phylogenetics.
Proceedings of the National Academy of Sciences of the United States of America, 2002, 99:16138-16143.

Yoshiyuki Suzuki, *Takashi Gojobori
A method for detecting positive selection at single amino acid sites. 
Molecular Biology and Evolution, 1999, 16:1315-1328.

教員からの一言当研究室では、ウイルスや宿主についてのゲノム配列やタンパク質立体構造などのデータを国際データベースから抽出し、コンピューター・プログラムを用いて解析することにより、ウイルスがこれまでどのように進化してきたのかを推測し、またこれからどのように進化していくのかを予測することを大きなテーマとして研究に取り組んでいます。当研究室では実験はしていません。経験不問。プログラミングは基本的なことはすぐできるようになります。初心者歓迎。お気軽にご連絡下さい。
学会活動Society for Molecular Biology and Evolution
日本遺伝学会 (2006年 奨励賞)
日本進化学会 (2006年 研究奨励賞; 2017-2018年 評議員)
日本ウイルス学会
日本分子生物学会
インフルエンザ研究者交流の会
ウイルス性下痢症研究会

Associate Editor of GENE (2016~)