| 研究分野 |
生命科学(分子生理学) |
| 掲載誌 |
The FASEB Journal |
| 論文題目 |
Regular exercise stimulates endothelium autophagy via IL-1 signaling in ApoE deficient mice |
| 著者 |
Mitsuharu Okutsu, Mami Yamada, Ken Tokizawa, Shuri Marui, Katsuhiko Suzuki, Vitor A. Lira, Kei Nagashima |
| 所属機関 |
名古屋市立大学、労働安全衛生総合研究所、早稲田大学、Iowa University(アメリカ) |
| 概要 |
定期的な身体活動は動脈硬化性疾患(動脈硬化症)などの循環器疾患の発症を抑制する。しかしながら、そのメカニズムは未だ不明な点が多い。本研究では、身体活動は動脈硬化症によるIL-1受容体アンタゴニストの増加を抑制することで血管内皮細胞に対するインターロイキン1(Interleukin-1:IL-1)の作用を適正化し、血管内皮細胞のオートファジーを促進することで血管内皮細胞の恒常性維持と動脈硬化症の発症の抑制に貢献する可能性を立証した。これらの結果は、血管内皮細胞のIL-1に対する作用やオートファジーを適正化する運動プログラムの開発や創薬に応用することで健康科学や予防医学への貢献が期待できる。 |
| 掲載日 |
2021年6月 |
| DOI |
10.1096/fj.202002790RR |
| 備考 |
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