| 研究分野 |
生命科学(分子生理学) |
| 掲載誌 |
Biochemistry and Biophysics Reports |
| 論文題目 |
Maternal exercise training attenuates endotoxin-induced sepsis in mice offspring |
| 著者 |
Yamada M, Hokazono C, Okutsu M. |
| 所属機関 |
名古屋市立大学 |
| 概要 |
妊娠中の胎児の環境は出生後の成長過程における身体の健康に影響を及ぼすことが知られている。本研究では妊娠中の定期的な身体運動が出生後の胎児の発達過程における炎症応答に対する影響を検討した。その結果、妊娠中に定期的に運動を実施した母親から生まれた子供は、妊娠中に運動を実施しなかったマウスから生まれたマウスに比べ、リポポリサッカライド投与による炎症応答を抑制することが示唆された。また、これらの結果は雌のみで見られ雄では観察されなかった。これらの結果は妊娠中の身体活動が子供の炎症応答に関与する可能性があるが、この現象は性別により異なる可能性が示唆された。 |
| 掲載日 |
2018年6月10日 |
| DOI |
10.1016/j.bbrep.2018.06.001 |
| 備考 |
Open access |